私は長年住宅関連の仕事をしてきて
「こんなにたくさんのことを営業マンが
しなければならない業種は他にはない」と思っています。
だから、どんな業種の営業マンより優れた力が必要です。
どんなにいい住宅を建てていても、
お客様に来ていただけなければ、
そもそも営業はできません。
右のデータを見てもわかるように、
「選ばれる会社」
「選ばれる営業マン」によって
毎年41万戸を上回る数の新築の住宅が建設され、お客様は家を建てている。
これが現実です。
「家が売れていないのは、
お客様に選んでいただけていないから」
これが理由なんです。
家は待っていても、売れません。高額のお買い物だけに、お客様も慎重。
そこにそれぞれが違う商品を持つ、たくさんの会社が競合しています。
営業のスタートは、お客様と出会うこと。
営業マンにまず求められるのは、集客・お客様を発掘する力です。
家の商談は約1〜2ヶ月。
他の商品とは違い、すぐに購入には至りません。
あなたの会社や家の良さを伝え、選んでもらうだけの商談力が必要です。
ただ、どんなに商談が上手くても、管理能力のない営業マンは、
お客様だけでなく、現場・社内の信頼を得ることができず
結果的に、契約に結びつきません。
商談期間に決まったことをまとめ報告したり、これからやらなければならないことを、
現場、お客様の時間をコントロールしながら組み立てていく管理力があってこそ
信頼を得て契約が取れるのです。
でもそれ以上に、お客様に家をお引き渡ししてからのお付き合いはもっと長い。
しっかりとした「発掘力」「商談力」「管理力」を身につけた営業マンは、
引き渡し後のお客様の信頼も厚く、記憶に残り、紹介客へと繋がっていくのです。
営業の12ヶ月は、お客様に興味を持っていただき「あなたのところで家を建てたい。」と、